日記 5/31
2日間の休みをほぼ丸々ゲームに費やしてしまった。
昨晩、思うところがあり、何かに没頭したくてひたすら中古のゲームを物色していた。
そこで見つけた「Final Fantasy X」をひたすらやり続けた。
もともと、一部のBGMはよく聴いていた。
寝る前や作業中にゲームの音源を聴くのが好きで、作中に出てくる「ザナルカンドにて」というBGMを毎日聴いて寝ていた時期もあった。
それ故に、これまでFFは一作もやったことがなかったが、興味はあった。
思わず手に取り、給料日前のなけなしの金でそれを買ってすぐやった。
このゲームの主人公ティーダは、父親が嫌いだ。
僕も、自分の父親があまり好きではない。
他人の話を聞かず自分の話ばかりして、いつもぶっきらぼうな態度を取る父親を、正直嫌っていた。
だから、ティーダの気持ちも多少わかる。
しかし、ティーダはそこから仲間達との旅を通じて成長し、父親を憎むことがだんだんとなくなっていく。
まだクリアできていないが、すでに今の段階で「父親、ひいては家族を大切にしよう」と思える。
そして何より、ヒロインのユウナの健気さ、可愛さに癒されている。
自身の運命を全うし、辛い時も気丈に振る舞う彼女に心を動かされる瞬間が多々ある。
今後どうなるかはまだわからないが、楽しんでやっていこうと思う。
側から見たら時間の無駄だと思える休日の過ごし方だが、こういう時期も大事なんだと自分の中で正当化して行くことにする。