トスボーイの日記

社会人独身男が思ったことをつらつら書いていきます。

ここ約2年間の話

前回の投稿から約2年が経過していた。

「ほどよくやっていこうと思う」などとどの口が言っているのだろうか。

すっかりここのことなど忘れてしまっていた。

 

何を書いていただろうかと2年前のブログを読み返してみて思ったことがある。

あまりにも2年前の自分が気持ち悪すぎる。

とにかく卑屈で、そのくせ理想は高い。コンセプトカフェに入り浸り、そこにいる女の子に淡い恋心に見せかけた下心を覗かせている。

これを気持ち悪いと呼ばずしてなんと呼ぶのか、というくらい醜悪な姿を晒している。

この頃よりは間違いなく成長したと思う。

 

さて、そんな醜態を晒していた頃から2年が経ち、個人的には様々なことがあった。

 

※少々過激な表現があるので、読み進める方はお気をつけください。

 

まず、コンセプトカフェには行かなくなった。それどころか、当時よく行っていた店にも行かなくなった。理由はもう忘れてしまった。推しの子がいなくなった、とかそんなところだろう。

今は当時の常連さんに紹介してもらった別の飲み屋に行くようになっている。

 

そして、あれだけ文句を言っていた会社も2年半勤めて辞めた。本当はもう少し続けるつもりだったが、直近で辞めた先輩の退職金があまりにも安く、長く続けても意味はないと思って見切りをつけた。慢性的に体調も良くなかったので、このタイミングでよかったのだと思う。

辞める時にも一悶着あったが、それをここで話すのは野暮だろう。今は全く別の業種で新人として研修に明け暮れている。

 

また、祖母と飲み友達が亡くなった。

祖母は認知症なのもあり、ずっと施設に入っていて亡くなる前はほとんど会えていなかった。ただ、時折会うと優しい笑顔で迎えてくれた。認知症で身内のことさえも忘れてしまっていたが、ずっと会えていなかった私のことは最後まで覚えていてくれた。もっと会う時間を作れなかっただろうかと悔やまれる。

 

飲み友達は幼馴染の高校の同級生で、幼馴染に誘われた飲み会で知り合った。これまで会った人間の中でもトップクラスに面白く、数回しか会っていないがインパクトは凄かった。常に金はなく、そんな現状を笑い飛ばしている姿が印象的だった。

そんな男の○因は自○だった。あとで聞いたところによると、借金に追われていたらしい。数回しか会っていないが、そのショックは大きかった。

なぜそうも簡単に自分から命を捨てられるのか?

私にも何かできることがあったのではないか?

そう考える日も少なくはなかった。

携帯に残った生前の飲み会での楽しそうな映像を見ると、この男に会えない悲しさと共にえも言われぬ無力感に苛まれる。

 

その他にも、文句を言いまくっていた元職場の先輩から飲みに誘われなくなったり、友人が結婚したり、彼女ができたりと様々なことがあった。

次はいつになるかわからないが、思い出した頃に思ったことを書き殴っていこうと思う。